Ordinary Man's Karma Blog

それを祈りと呼んでも運命と呼んでも構わない
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cornelius 「point」

point

元フリッパーズギターのボーカル、小山田圭吾のソロプロジェクト、コーネリアスの4枚目のアルバムです。前作の「FANTASMA」は音響ポップの大傑作だったのですが、今回はより音響よりの音になったように感じます。

タイトなドラムのビートにクリアなアコースティックギターの音が絡み、ところどころに自然の音のサンプリングや電子音を散りばめたトラックは本当に気持ちいい。まさに最高のチルアウトミュージックだと思う。でも、歌モノは前作よりも少なくなってポップ度が減ったという印象があるので、その点は個人的にマイナスかな。あと、8曲目の「I HATE HATE」だけはなぜかメタルです。

オススメはM2「Point Of View Point」、M3「Drop」、M6「Tone Twilight Zone 」、M9「Brazil」です。特にM3「Drop」は歌が前に出てるので最初に聞いてみるにはいいと思います。

10月25日にはニューアルバム「Sensuous」がリリースされますので、興味のある人はそちらもチェックしてみてください。
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SPECIAL OTHERS 「IDOL」

IDOL

ジャズ、ファンク、ロックなどの要素を詰め込んだジャムバンド、スペシャルアザーズの3枚目のアルバム。

まずは一曲目のタイトルナンバーである「IDOL」を聴いて欲しい。とにかく泣ける。これは本当に名曲だと思う。展開もドラマティックだし、メインのメロディもすごく泣ける。インストで8分を超える曲だけどそれを感じさせない。あらゆる感情を引き出されてしまう感じ。とにかく最高。

他の曲ではボーカルが入ってるものもあるし、ピースフルな雰囲気を持つバンドなので受け入れやすいと思います。大推薦盤!!
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SPANK HAPPY 「VENDOME,LA SICK KAISEKI」

VENDOME,LA SICK KAISEKI


菊地成孔が主宰する男女デュエットユニット、スパンクハッピーの2枚目。複雑なサウンドに80年代的感性がブレンドされたエレクトロ・ポップ・アルバムです。

男女デュエットによるウィスパーボイス、80年代的な香りのするハウストラック、文筆家でもある菊地成孔が手がけるシニカルな歌詞が特徴的なこのアルバムですが、実際に聴いてみるとその印象は極めてキャッチー。それはやはり踊れるトラックが大きな要素であるように感じます。

オススメはタイトルナンバーである「ヴァンドーム・ラ・シック・カイセキ」と「Physical」の2曲が特にいい。「ヴァンドーム・ラ・シック・カイセキ」は低音の聞いたトラックに二人のポエトリーリーディングが絡む曲で菊地成孔らしい詞とサビのリフレインで頭をグチャグチャにさせられます。そして、「Physical」はまさに最高のハウスポップで、キラキラ感たっぷりのトラックとすばらしいメロディが組み合わさったこのアルバムの白眉たる楽曲だと思います。
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REACH 「reach」

reach

現在はSLIMEBALLで活躍している渡辺誠や、toeに在籍している柏倉隆史などが在籍していたバンドで、通産2枚目のアルバムとなります。この作品リリース前にベーシストが脱退し、新ベーシストにファンサイドの北川裕規、そして元ポップキャッチャーで現toeのギタリスト、美濃隆章も加入して4人編成になりました。1枚目のアルバムはメロコアにエモをプラスしたようなサウンドを複雑な演奏で表現していてすごく好きなアルバムなんですが、このアルバムも非常にすばらしい出来になっています。

基本にあるメロコア、エモ的な要素はそのままに前作よりもメロディが前に出てきたようなサウンドに。コーラスが絡む泣きのメロディの質は非常に高いです。その分前回のような変態的な演奏などは前面には出ていませんが、よく聴くと結構すごいことになっているのがよくわかります。

素晴らしい曲が詰まってますが「Still」や「Time Will Tell」は特にキャッチーな曲なので聴きやすいと思います。このようにポップなメロディが前面に出ている曲が多いので、そういうのが好きな人は前作よりもこのアルバムから入るのがいいんじゃないでしょうか。
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SUEMITSU & THE SUEMITH 「Man Here Plays Mean Piano - A New Edition 4 Sony Music」



末光篤のソロユニット、SUEMITSU & THE SUEMITHのメジャーファーストアルバム。以前からオムニバス盤などで作品を発表していましたが、やっとのデビューとなりました。このアルバムはインディーズで発表されたアルバムに前述したオムニバスからの曲を収録したものです。

サウンドはパンキッシュなバンドの演奏に勢いのあるピアノが絡むもので、アメリカで流行っているピアノエモに近い。でも、SUEMITSU & THE SUEMITHのほうがエモさは薄くてパワーポップな感じ。メロディラインはとにかくポップで美しい。歌詞は英語詞。個人的にはアレンジをもっと歌とピアノを活かした素直でシンプルなものにしたほうがいいと思うけど、それはデビューアルバムを出したばかりのバンドには求めすぎかな。これはこれで良いけどね。

M2「Ivory」、M6「The Desperade」、M7「Mini Cooper」などの曲がアレンジが特に良いのでオススメです。それと、いしわたり淳治が日本語詞を手がけたM13「Irony({Betterserrt Irony}Japanese Version)」と、M14「Arabesque({Melody Played by Great Pianist}Japanese Version)」も英語詞とは違った良さ聴いて欲しいです。
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PERIDOTS

PERIDOTS

自主制作時代から評判になっていた高橋孝樹の一人ユニットであるペリドッツのデビューミニアルバム。

高橋孝樹のトム・ヨークを思わせるようなハイトーンヴォイスで美しいメロディを奏でる。曲はすべて弾き語りもできるように作られているらしいが、ここではほとんどの曲はバンド編成で演奏されている。持ち味のいいメロディを引き立てるようなアレンジになっている。

オススメの曲は2曲目の「労働」。これもデビュー以前からファンの間では高い評価が与えられていたペリドッツの代表曲。この曲は特に歌詞がいい。
無理はしない
僕は向こうにいるよ
”愛したら報われる”んなら
どんな手でも使うところだけれど
君のいない世界にだって
おそらく何らかの幸せを見出す
そんなことは当たり前になってしまう
働こう
このあたりの世界観はシロップ16gにも通じるものがあると思うので、シロップ好きの人にもオススメしたいアルバム。
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Syrup16g 「coup d’Etat」

coup d’Etat

シロップ16gのメジャーデビューアルバム。このタイトルは「クーデター」と読みます。このアルバムは自分が今まで聞いてきた中でもっとも好きな音源のひとつです。

もし、あなたがロックが好きか、マイナス思考な持ち主のどちらかであるなら絶対に聞いておくべきアルバム。ギターボーカルの五十嵐が歌う美しいメロディ、生き急ぐかのようなギターノイズ、独特なグルーヴを放つベースギター、そして日常のすべてを暴き出す歌詞。

1.「My Love's Sold」

「愛されたいなんて言う名の幻想消去して」という出だしから始まる五十嵐の決意表明。リスナーに魂を売るという彼なりのクーデター。それがこの1曲目で宣言されている。後に彼はこのクーデターは失敗に終わったと述べているが、音楽的には成功しているのは間違いない。
一応臨戦状態です
生きていたいと思ったんです
一応臨戦状態です
好きなようにやるだけです

2.「神のカルマ」

ライブでもおなじみのナンバー。メロディアスなベースが非常に良い。この曲も「My Love's Sold」と同じ世界観で、この曲では歌うという行為についての歌っている。
心療内科のBGMが
空いてる鼓膜にからみついて
息ができない

最新ビデオの棚の前で
2時間以上も立ち尽くして
何も借りれない

3.「生きたいよ」

大切な人を失ってネガティブになり自暴自棄になってしまってもやっぱり生きていたい、そんな歌。やさしいメロディが心地良い。
今さら何を言ったって
四の五の何歌ったって
ただのノスタルジー
生ゴミ持ち歩いてんじゃねぇ

4.「手首」

多重録音されたギターの絡みが聴き所。突き放すような歌詞のわりに自殺を否定するような内容してるような構造になっているのが面白い。否定しているといっても自殺することのすら面倒くさいといった感じだけど。
そんなんねえ 言われたって
手首 切る気になれないなあ
もうだって 両手は
とっくに 血まみれのままさ

5.「幽体離脱」

ゆったりとしたリズムのギターとグルーヴィーかつメロディアスなベースが特徴的な曲。ささやくように歌う五十嵐のボーカルも良い。PVもすごく良いのでぜひ見てほしい。
「考えすぎだよ」ってあなたは笑った
これはクセだから治らないんだ

正体不明の嘘がとても嫌いだ
なんか言って欲しくて悲しい振りをした

6.「Virgin Suicide」

次の曲である「天才」のイントロというべき曲。歌は入ってないインスト。

7.「天才」

五十嵐は小学生のころが人生のピークだったそうでそのころを歌った曲。子どものころは何でも簡単に出来るようになったのに、大人になるにつれてそれは難しくなる。これもPVが好きな曲。
ヤバい空気察知する能力オンリーで生き延びた
笑ってよ

8.「ソドシラソ」

バンドの攻撃性が前面に出た曲。投げやりな言葉に激しいバンドアンサンブルがよく合っている。最後に『ソドシラソ』を歌ってるけど、音程はソドシラソではないらしい。
誰か何か言ってるぜ
聞き流す
振りして真に受ける

9.「バリで死す」

五十嵐が人生の分岐点になったと語ったバリでの旅行が元になっていると思われる曲。裏で歌われるコーラスとメインボーカルとの絡みが特徴的。
あなたどなた 明日どうなった
体の中 白血球なかった
クスリ切れた 看護婦さんどこだ
頭の中 発狂寸前だ

10.「ハピネス」

アコギのストロークが美しいスローナンバー。メロディも美しい。歌詞は日常の辛さと幸せについて。
ねえ そんな普通をみんな耐えてるんだ
ねえ そんな苦痛をみんな耐えてるんだ

11.「coup d’Etat」

逆切れ32秒前。ライブでは「空をなくす」と連続して歌われる。
声が聞こえたら神の声さ

12.「空をなくす」

ドラムの性急なビート感に、これまたメロディアスなベースが合わさる。歌詞は資本主義と自分自身の限界について。
塾から帰る子供のでかい態度に
殺意すら覚え

「力で何が変わる?」とうそぶく君の
歪んだその顔も

13.「汚れたいだけ」

独特の音像処理がまず印象的な曲。叫びなのか歌ってるのか判別できないような歌い方がすごく好き。アウトロのピアノが幻想的な雰囲気を出している。
脳が思考の停止を始めたら
そこからなんか落とした
探してみたってもう
見つけられるのは自分の手


シロップは日常の中にある絶望をすべて暴きだして、聞く者に対してその事実を突きつける。でも、だからこそ彼らが歌っているものの真実は紛れも無く希望だと言える。あと、気をつけなければならないのは自己嫌悪は自己陶酔につながるということか。
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NATSUMEN
「NEVER WEAR OUT yOUR SUMMER XXX!!!」

NEVER WEAR OUT yOUR SUMMER XXX!!!

元ボートのASEが中心となって結成されたナツメンの二枚目のアルバム。今回は彼らの代表曲をライブ音源にて収録しています。

「夏を古くするな!」が彼らの活動の座右の銘となってるらしいですが、まさにそのとおりの夏を連想させるような暑くて切ない曲ばかりが並んでいます。曲はインストゥルメンタルなんですが、ボートに通じるような泣きのメロディは健在。特にASEのギターはヤバい。カオスなインプロヴィゼーションもあり、前述したような最高のメロディもありで文句無い出来だと思います。ホーン隊が少し前に出すぎな感じがしないでもないですが、それは自分がボートファンだったからかも。

例によってオススメは全曲。ですが、疾走感溢れるM-1「Newsummerboy」と刹那さでは一番なM-3「Pills To Kill Ma Augast」の2曲は特に良い。何回も言いますがメロディがいいのでインストモノは初めてな人でも気に入ってもらえるかも。
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RAM RIDER 「PORTABLE DISCO」

PORTABLE DISCO

V6にも楽曲を提供しているラムライダーのファーストアルバム。今までにリリースしたシングル5枚を詰め込んでいて、まさにテクノポップの金字塔と言ってもいい作品だと思います。

全曲通じてひたすらポップなダンスミュージックが展開されています。それになんといってもメロディが最高。キャッチーでつい口ずさみたくなるようなグッドメロディ。それに言葉とメロディの親和性も良くてそのあたりは小沢健二に似てるかも。バックトラックもギターが効いているのでロック好きにもウケがいいかもしれません。

オススメはM-2「ユメデアエルヨ」、M-4「ベッドルームディスコ」、M-13「SECRET DANCE」、M-14「MUSIC」あたり。DJ MIXされていてアルバムの流れもいいのでまずは全曲通して聞いて欲しいですね。
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HARCO 「NIGHT HIKE」

Night Hike

数多くのCM曲を手がけるシンガーソングライターHARCOの2004年発売のミニアルバム。

セルフプロデュースで作られたハイセンスでハイクオリティなバックトラック。鼻にかかった声で歌うグッドメロディ。日常と非日常の間を描く歌詞。こういうのが好きな自分にはたまらない作品です。

ミニアルバムなので6曲しか入ってませんので全曲オススメしたいです。特にアルバムタイトルにもなった「NIGHT HIKE」はシンセベースが印象的なダンスビートが効いてるトラックと、一発で覚えれそうなサビのメロディが最高です。あと、今の季節には「春、間近」もいいですね。

最近、ミニアルバム3部作の最後の作品となった「Wish List」が発売されたのでこちらもぜひ。
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