Ordinary Man's Karma Blog

それを祈りと呼んでも運命と呼んでも構わない
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ジョージ朝倉 「少年少女ロマンス」


別冊フレンドで連載していたジョージ朝倉の初連載作品。

話の内容はというと、いつか王子様が自分の前に現れることをなぜか信じて疑わないアホな女子高生の蘭と、そんな蘭の理想の王子様になるべくアメリカから転校してきたが素直になれない右京との恋愛物語。 基本的にはお互いに好きあっているのだけれど、ちょっとしたすれ違いのせいで離れたりくっついたりを繰り返していく2人の恋の行方は?という感じです。

初めて読んだときにはその漫画から発せられるパワーに圧倒されました。

蘭の友人に馬鹿にされながらも王子様を夢見続けるパワー。素直になれないあまり蘭をいじめてしまう右京の葛藤のパワー。2人のどうにもならない愛ゆえに暴走するパワー。 もう本当にこの2人の行動のパワーがひしひしと伝わってきてこっちまで気持ちが昂ぶってしまいます。

後半、一度は付き合い始めるもののお互いの理想と現実のギャップに悩み、2人とも疲れてしまう場面では、今までのパワーはどこへいったのか2人は一度わかれてしまいます。しかし、この作品の真の凄さはこの後です。王子様願望を捨て、普通の女子高生になった蘭の前に右京が戻ってきてからの展開はすさまじいほどのエネルギーにあふれています。読後感はこの2人のエネルギーのおかげでとてもすがすがしいものでした。


巻末に収録されている「少年ロマンス」「少女ロマンス」も秀逸。

蘭と右京の後日談と、宗一郎の新しい恋についての話です。こちらも恋愛における1つのテーマである失恋後について描かれていて、なにかモヤモヤしたものを抱えながらも新しい恋に向かう宗一郎は本編とは違う一面を見せています。

恋愛における理想とギャップ。このテーマをギャグを交えながらもロマンティックに描いた良い作品でありました。
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日本橋ヨヲコ 「G戦場ヘヴンズドア」

G戦場ヘヴンズドア
日本橋ヨヲコ

この漫画は月刊「IKKI」にて連載されていたもので、全部で三巻の作品です。
内容は漫画家を目指す二人の高校生の話なのですが、作者いわく「この話は漫画がテーマではなく、戦友モノが描きたかった」と、いわれるだけあって、メインは主人公の二人がそれぞれのコンプレックスを抱えながら 互いを時には嫉妬し、時には助け合うといった話になっています。

その二人の主人公にしばしばこちらも熱い気持ちにさせられます。更にバシ先生の物語の伏線のつけ方も非常に巧くてネタバレになるのでここでは言えませんが「なるほど!」と思わず感心させられる場面が多かったのも印象的です。

この作品の大きな魅力のひとつにセリフの素晴らしさが挙げられます。例を出しますと。

主人公の一人の町蔵が、もう一人の主人公の鉄男に漫画の作画を頼むシーンなのですが。
「もしおまえがもう一度/俺を震えさせてくれるのなら/この世界で/一緒に汚れてやる。」と、いうものです。

自分で書いといてなんですが文字だけではそのセリフの良さはやっぱり伝わらないと思いました。文字だけではそのテンションの高さが表現できていないですね。やはりバシ先生の力強い描線によって描かれたキャラがこのセリフをいうことによって、一種の言霊みたいなものが注入されるのではないかと思います。

このほかにも素晴らしい言葉がたくさんあるのです。この作品はとにかくセリフがいいのです。是非、一読してあなたも震えてみてください。
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宇仁田ゆみ「マニマニ」

マニマニ

今回は少女漫画を紹介します。自分は男子ですので普段はあまり少女漫画読んでいませんでした。しかし、羽海野チカ「ハチミツとクローバー」を読んで、それに感銘を受けてからは少女漫画もいいもんだなと思って、それからはいろいろ読み始めましたのであります。

そして、気に入ったのが宇仁田ゆみ「マニマニ」。作者は大人の女性をターゲットにしてこの作品を描いたと述べていますが、以前はヤングアニマルなどで短編を描いていただけのことはあって男性でも十分に楽しめる作品だと思います。

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