Ordinary Man's Karma Blog

それを祈りと呼んでも運命と呼んでも構わない
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Syrup16g 「HELL-SEE」

HELL SEE

シロップ16gのメジャー3作目であり通算4枚目のアルバム。当初はシングルを出す予定だったのだが曲が出来すぎたのでアルバムとしてリリースされたという経緯を持つ。しかし15曲で1500円という形態だったのでこの作品でシロップを知った人も多いでしょう。

僕自身、このアルバムでシロップにだっぷり浸かってしまったという思い出深い作品でもあります。バンドの演奏は3ピースらしいシンプルさで良いのですが、サウンドが1500円という値段のせいかいまいちよくないです。今聴くとそれはそれで味がありますけど。歌詞は言うまでも無く最高です。

以下曲紹介。




M-1「イエロウ」。
唸るベースと共に五十嵐が言葉を発する。『さっそく矢の様にやる気が失せてくね』 アルバムの第一声がこれだ。この一節だけでこの曲を好きになってしまった。

M-2「不眠症」
人間生きてれば何か過ちを犯すことはある。ただそれを自分の中できちんと消化して前に進むことは出来るのだろうか。夜、自分が犯してしまった事を後悔し、悩んで、それでも答えは出なくて、心の声がうるさくわめき散らし眠れない。そして空っぽのまま今日も生きている。

M-3「HELL-SEE」
タイトルナンバーであるこの曲を僕はまだ完全に租借できていない。歌詞は戦争に反対する人間や健康志向の人間を皮肉っているのだが、何か引っかかるのだ。相変わらず美しい五十嵐のメロディーが印象に残る。

M-4「末期症状」
素敵な未来、そんなものはないと五十嵐は言うが、もしそれがあったとしたら僕はそれを享受できるのだろうか?今まで僕はそんな素晴らしいものを得るほどの努力などはしてないから、それを得ることはおそらく無理だろう。だから素敵な未来なんてものはあって欲しくない。

M-8「月になって」
美しい歌詞。美しいメロディー。美しいアレンジ。それなのにこの曲は深く悲しい。多くを語ることが出来ない曲だ。聴けばわかるという言い草はあまり好きではないけれど、この曲はそういう表現しか今は出来ない。

M-9「ex.人間」
道に迷っている人に答える親切な人間が、遠くの地で人が死ぬことに関心が無い。他人の生き死になんてものはやはり他人事だ。でも人から道を聴かれたら答える。それは相手が困っていたからではない。自分に関わることだから。歌詞と楽曲のギャップが良い。

M-10「正常」
正常という名の絵本はもう終わった。それは迷路、出口はない。これからは境界も基準も無い世界なのか。イントロのノイズからギターが入ってくるところで曲の中に潜り込む。

M-13「シーツ」
幸いにして僕は今まで入院という経験をせずに生きてきた。だからこの歌詞の意味は入院患者の思うことをそのまま書いてるようにしか今のところ思えない。でも入院などしていない人にも応用できそうな感じもする。

M-14「吐く血」
この歌詞の女は五十嵐の視点から見た、精神を病んだ女を描写しているだけのように見える。でも、やっぱりそれだけじゃなくその女は同時に五十嵐でもあるのだ。楽曲がポップなのが逆に怖ろしい雰囲気を出している。

M-15「パレード」
パレード。楽しい時間が終わった後のあの独特の空気を感じる曲。僕はいつもシロップのライブの後はこの曲をMDで聴いて帰る。もちろん一人で。
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