Ordinary Man's Karma Blog

それを祈りと呼んでも運命と呼んでも構わない
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宇仁田ゆみ「マニマニ」

マニマニ

今回は少女漫画を紹介します。自分は男子ですので普段はあまり少女漫画読んでいませんでした。しかし、羽海野チカ「ハチミツとクローバー」を読んで、それに感銘を受けてからは少女漫画もいいもんだなと思って、それからはいろいろ読み始めましたのであります。

そして、気に入ったのが宇仁田ゆみ「マニマニ」。作者は大人の女性をターゲットにしてこの作品を描いたと述べていますが、以前はヤングアニマルなどで短編を描いていただけのことはあって男性でも十分に楽しめる作品だと思います。

では中身の方はというと、短編集のような感じになってますが、実はそれぞれの話がつながりあっていてそれがわかったときの読後感は非常に心地よいものがあります。

僕はこの作品中にお気に入りの話がふたつばかりあります。

まずはそのひとつマザーシップから。
要約しますと、一人の女性の半生を描いたもので定時制高校から若くしての妊娠、相手の男と別れて子育てに奮闘と、波乱万丈風な人生を送っています。でも主人公の紅葉は落ち込むヒマもなく前へ進んでいくのでそんなに暗いという印象は受けません。むしろ頑張っている姿にこちらが励まされている様な印象を受けました。

ところで、自分は宇仁田ゆみの描くキャラも魅力的で好きです。特に、北守くんに頭をなでられる場面の紅葉なんかはすごくかわいいし、紅葉のおばあちゃんもすごく男前?で格好いい。

そしてもうひとつサンドイッチブルースの方は
女子の心がまったくわからない女性教師の津江せんせいの話、自分は男ではありますが津江せんせいにはすごく共感できます。自分も女子の心が男子小学生級にまったくわからないので。

マザーシップと違って独身女性の哀愁を描いた作品となっているので、その辺のせつなさと合間にはさまれたギャグのブレンド具合が非常に秀逸。授業を男子がズボン脱いで受けてる場面を読んだら自分の高校を思い出してしまったり、とてもおもしろかった。

ちなみに津江センセイはこの作品で一番好きな登場人物です。人付き合いの下手なトコロとか自分を重ね合わせて読んでいました。人生を半分諦めている風なところも。

以上、短くではありますがレビューでした。

ところで宇仁田ゆみは現在FEEL YOUNGで「トリバコハウス」を連載中。近く単行本が出るそうな。最近発売した「男女」と共に注目です。
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