Ordinary Man's Karma Blog

それを祈りと呼んでも運命と呼んでも構わない
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くるり「THE WORLD IS MINE」

THE WORLD IS MINE
くるり

くるり「THE WORLD IS MINE」のレビューです。

個人としてはこのアルバムが初めて聴いたくるりの作品ということで、すごく思い入れのある作品です。くるりはアルバムを重ねるごとにその音楽性が変化していくのですが、その集大成といっても良い出来だと思います。

僕はこのアルバムを始めて聴いたときはイマイチよくなかったんですね。「World`s End Super nova 」と「Thank You My Girl」ぐらいしかピンとこなくてそのほかの曲は僕にはちょっと合わないなと思いながらもおもにBGMとして聴くことが多かった。
でも何回か聴いてるうちに、この曲もいい、この曲もいいって感じでいつの間にかすっかりお気に入りのアルバムとなりました。

で、中身の方はというと、ロック、エレトロニカ、音響系に民族音楽といった様々な音楽をとりいれた作品になっています。主に作曲を担当している岸田が「自分が気持ちいいと思う音を使った」と、いうような発言をしているように音の一つ一つが非常に気持ちよく聴こえ、すごく落ち着いた気分になる曲が多いです。

たとえば、「アマデウス」とか「男の子と女の子」なんかがそうです。前者はストリングスがとっても気持ちよくて、なぜか東ヨーロッパの湖を脳内妄想しなが聴いていました。「男の子と女の子」は岸田の歌が抜群に素晴らしい。感情を内に秘め、ときには表に出す歌い方は「さよならストレンジャー」を思い起こさせ、あまり感情が見えないこのアルバムのなかでもまた違った味わいを出しています。

でも「World`s End Supernova」みたいにダンス系の音作りをしている曲もあって、そういった曲では気分を高揚させてくれます。「ワンダーフォーゲル」ではみたいにロックとテクノの合体って感じだったんですがこの曲では完全にテクノの方法論を吸収して、それを質の高い歌モノとしてやってるあたり、くるりはもうこれ以上テクノを使う必要はないのでは?と感じるぐらい完成度の高い曲です。ちなみに、個人的にはこの曲はシングルヴァージョンよりもこっちの方がいいと思う。

くるりは一応、ギターバンドなんですけれどもこのアルバムでそういう一面を見せてくれるのが、「Go Back To China」や「Thank You My Girl」です。特に「Go Back To China」なんかはギターの音色にすごく工夫されていて、グルーブが他の曲よりも倍増してます。詞も岸田節の日本的な色合いがでていて楽しい。

このアルバムは本当に奥が深くて、「Mind The Gap」とか「静かの海」はたまた「World`s End Supernova」からいつの間にか突入している「Buttersand/Pianogram」など、いまだに自分の中でも消化不良の未知の曲があります。この曲たちもいつかは自分の中で消化したいですね。

上記の通り、この作品はとても実験的な作品でそれゆえ受け付けられない人もいると思いますが、くるりの曲はただ実験的なだけではなく基本的な立ち位置はポップとロックなので何回も聴いていればきっとこのアルバムが好きになると思います。
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