Ordinary Man's Karma Blog

それを祈りと呼んでも運命と呼んでも構わない
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RAGE AGAINST THE MACHINE 「RAGE AGAINST THE MACHINE」

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン

RAGE AGAINST THE MACHINE(以下レイジ)というバンド名は直訳すると「機械に対する怒り」となるが、実は機械のように冷たく淡々とした社会のことを指していて狭義では公権力や大資本、差別的な団体のことを意味している。このようにレイジは非常にポリティカルな主張を持つバンドなのであります。メンバーの思想も毛沢東やチェ・ゲバラ、マルコムXなどに影響されたと聞いています。

また、アルバムのジャケットもよくある加工写真などではなく、ベトナム政府の圧力に苦しんでいた僧が最後の抗議の手段として弟子にガソリンをかけさせ焼身自殺したときの報道写真を使っていて彼らの主張を垣間見ることができる。

さて、肝心の音の方はというと後にラップ・メタルと称される、MCのザックの高速ラップとトムの奏でるとても特徴のあるギターリフが波となり迫ってくる。ザックのラップは彼らの政治的な主張を次から次へとマシンガンのように吐き続け、その叫ぶさまのテンションの高さは尋常ではない。

それにトムのへヴィかつメロディアスなリフは、音色を自由自在に変化させていて、どうやってそういう音を出しているのか非常に気になってしまった。さらにリズム隊の、ときにシンプルでときにはファンクなビートに乗ることで彼らの唯一無二の音楽を発している。

さらに、アルバムにもサンプリングやキーボード、シンセサイザーは一切使われていないとクレジットされているだけあって音の構成はとてもシンプルでかつ鋭いものとなっているように聴こえる。

このアルバムの白眉は「Killing in the name」と「Know your enemy」であると思う。

「Killing in the name」はライブでも定番中の定番でレイジの特徴がよく表れている曲だろう。イントロのブルージーで奇妙な音のリフで幕を開けて、その後もザックのラップと絡みながら絶妙のコンビネーションを奏で、膨大な量のエネルギーとパワーを発している。

「Know your enemy」のほうは個人的にこのアルバムでもっとも好きな曲で、バンドの演奏のテンションも、トムのリフの冴えも、ザックのラップのスキルも、曲の展開もすべてが最高だ。特に最後のベースがブーストしてからザックが連続して叫び続けるところは何回聞いても飽きがこない。


レイジは4枚のアルバムをリリースして解散してしまったけれど、自分は初めてレイジを体験したこのアルバムが一番好き。
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