Ordinary Man's Karma Blog

それを祈りと呼んでも運命と呼んでも構わない
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野球漫画のススメ

今日こそ野球漫画で最強なのは何か決めようぜ
このスレッドに触発されたので自分でも3つばかりオススメを挙げておきます。他にもいろいろオススメしたいものはありますが特に良いと思っているものに絞って紹介します。


逆境ナイン (1)
逆境ナイン (1)
島本 和彦

月刊キャプテンにて連載、全6巻。逆境を前にすると力が湧き出る主人公、不屈闘志が甲子園優勝を目指し奮闘する物語。ひたすら熱い、いや暑苦しい展開の連続で最高に面白い。不屈に立ちふさがる逆境もチームメイトの離脱があったり恋に落ちたり、はたまた記憶喪失したりと荒唐無稽ながらそれを乗り越えていく不屈の姿は感動と笑いをもたらしてくれる。



キャットルーキー 1 (1)
キャットルーキー 1 (1)
丹羽 啓介

月刊サンデーというマイナー誌にて連載されていたせいか知名度は低いのだが隠れた良作。全26巻で主人公が変わっていくジョジョ式で全部で第3部まであります。この漫画の特徴として舞台がペナントレースであること、主人公はすべてルーキーであることが挙げられる。そしてこの漫画は一年通して行われるリーグ戦の醍醐味が描かれていることが大きな魅力。

1部は1巻のみで160kmを超える日本最速の球を投げる雄根小太郎が主人公。2部は2巻から16巻で、主人公は驚異的な集中力を持つ天才打者、四方二三矢。3部は宇宙飛行士になるのが夢だった理系頭脳派捕手、寅島球地と秘められたポテンシャルを持ち寅島に才能を見出されてプロになった三ヶ月心の二人が主人公で17巻から26巻の最終巻まで続いた。



おれはキャプテン 11 (11)
おれはキャプテン 11 (11)
コージィ城倉

現役の漫画なら月刊マガジンスペシャルで連載中のコレ。とにかく読んでいて気持ちいい。言葉や描写が非常に読者にわかりやすく表現されていいるので、グラウンドの現在の状況が不自由なく飲み込める。上記の2作は良くも悪くも現実には出来ない漫画的なプレイが出てくるが、この作品はそのような要素はないので、より”野球”漫画としての完成度は高くなるように思う。
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あずまきよひこ 「あずまんが大王」

あずまんが大王 (1)

電撃大王で連載されていた4コマ漫画です。これ以降の4コマ漫画の流れを変えたと言われるほどの作品。爆笑というわけではないけれどクスッと笑うタイプの4コマコメディ。

お話は女子高生の日常といった感じで、中身はあってないようなものなんで深く考えずに読めます。でもキャラクターが良く出来ていて、10歳なのに優等生なちよちゃん、破壊的天然ボケの大阪、ノリと勢いだけはあるとも、唯一の突っ込み役よみ、クールだけど可愛いもの好きな榊さん、をライバル視してる運動バカの神楽の以上がメインキャラです。

独特なユルいノリを持つ漫画なのでこの世界観についてこれるかどうかが気に入るかどうかの分かれ目な気がします。ハマるヒトには凄く面白いけど、そうでないヒトにはどこが笑うところなのか分からないかもしれません。出来れば一度立ち読みすることを薦めます。

現在はあずまきよひこは電撃大王で「よつばと!」を連載中です。でもこっちは4コマじゃないのでご注意を。
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ゴツボリュウジ 「ササメケ」

ササメケ (#01)

少年エースで連載されていたゴツボリュウジの脱力系サッカー風味青春グラフィティ漫画です。全5巻で終了。

話の中身は主人公のらくいちがサッカーをしたりしなかったりすることぐらいがわかってたら十分楽しめます。というか、この作品の魅力は絵なので中身はあんまり重要ではありません。ゴツボリュウジの絵はものすごく上手いというわけではないんですけど、新鮮な絵柄でオサレな感じになってます。なのでこの表紙にピンときたら読む価値はあるかと。ほかには女の子がかわいく描けてるのと、無駄に細部にこだわってるトコロもグッドです。

しかしながら、話の展開や肝心のサッカー描写がグダグダなのでその辺りは期待できないですね。あと、ギャグも独特のノリがあるので好き嫌いがわかれるところです。自分はそれが受け入れられたいうか、そういうのが好きなので面白く読めました。

今はその続編っぽい「ササメキ」という漫画が連載中です。それを立ち読んでみて絵柄をチェックするのもいいかもです。
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「卓球社長」 島本和彦

卓球社長

熱血漫画を描く熱血漫画家、島本和彦の新しい単行本。不定期連載だったようで最初の話は10年近く前にもなっている。

これは卓球好きの社長が若者に卓球で人生を諭したり、会社経営の重大な決断を卓球で決めたりする、人生卓球をモットーとする卓球バカの社長の物語。人生のすべてを卓球で決めてきた社長の生き様は非常に変だが格好良い。他の登場人物も社長の卓球バカっぷりに呆れつつも、卓球を通して人生の何たるかを教えられていくのだ。

人生は卓球の中にある。
読んだ後にそう感じてしまうほどのパワーを持った作品。
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乙一 「暗いところで待ち合わせ」

暗いところで待ち合わせ

以前タイゾーから乙一の本をたくさん借りたんだけどその中でこの作品がすごく良かったんで、自分でも買って群馬に帰る電車の中で読んでました。

作者のあとがきによればこの本は「警察に追われている男が目の見えない女性の家にだまって勝手に隠れ潜んでしまう」という内容だと書いています。こういうとすごく簡単に聞こえますが、その発想が驚くべきものであるばかりでなく、その内容の掘り下げ方が非常に上手いんです。特に目の見えないミチルと、警察に追われていたアキヒロの2人の家の中での距離感や、それぞれの心の奥のある孤独感の描写が特に上手い。

それに最後の展開もカタルシスがあって、きちんとミステリー的なエンターテイメントになっているのも凄い。読後感は非常に気持ちいいものがあります。乙一ファンにはお馴染みになっているあとがきも支離滅裂ながら面白い。

初めて読む方は前半の淡々とした展開の少ない部分はちょっと辛いかもしれませんが、物語が動き出すところまで頑張って読んでください。そこから面白くなりますので。
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とよ田みのる 「ラブロマ」3

ラブロマ 3 (3)

アフタヌーンで連載中の「ラブロマ」の最新刊である3巻です。

とにかくストレートな漫画だと思う。それは恋愛という命題に対してこの漫画の表現が正面から向き合っているということだけでなく、主人公である星野くんと根岸さんの二人もこの恋をまっすぐに生きている。

そしてこの作品は男にとっての理想のラブコメだ。他のラブコメはより多く女の子を登場させたがったり、サービスシーンをむやみに増やそうとして男の欲望を叶えようとするけど、僕たちが本当に求めているものは「ラブロマ」の中にあると言っていいだろう。

しかし、星野くんのように好きな人に堂々と好きと言ってしまうように、自分が言いたいことをそのまま素直に言える人はとことん憧れる存在だ。BUMP OF CHICKENの「ベンチとコーヒー」でもそんなことを歌っているけど。
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漆原友紀 「フィラメント」

フィラメント―漆原友紀作品集

アフタヌーンで連載している「蟲師」が好評な漆原友紀。その絶版となっていた志摩冬青時代の短編集に新たに2作の短編の合わせて収録したのが本作です。

作者自身が指摘しているように作風が現在とは大きく変わっています。情緒を感じさせる作風は共通していますが、絵が変わっているのはもちろん、コマ割りが狭くて読みにくかったりストーリーも少しわかりにくいです。そのせいかあまり話の中に入り込めなかった気がします。

最近書かれた2作は漆原友紀を知らなくても充分に楽しめますが、他の作品はどちらかというとファン向けの作品といえそうです。
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ジョージ朝倉「恋文日和 (3)」

恋文日和 3 (3)
ジョージ朝倉「恋文日和 (3)」

ジョージ朝倉はいつも質が高く、面白い作品を描いている漫画家で、僕も非常に気に入っているんですが、今作も例外ではなく素晴らしい漫画を読ませていただきました。

今回は3つの話が収録されています。いつもならそれぞれの話について感想を書いていくところですが、あんまりにも面白いので、まだ読んでない人のために内容には触れず、全体の印象だけを描いていきます。

まず単純に漫画を描くのが巧い。しかも小手先の技術の上手さではなく芯の部分が巧い。ストーリー、キャラの表情や場面の構図、セリフ回し、細かいディテールなどに至るまで全体的にハイレベル。僕は比較的漫画を読むのは早いほうだけど、これはじっくり読んだ。

ストーリーは前半部分では抑え目なぶん後半のカタルシスが非常に気持ちいい。歌で例えるなら2nd期のOasisみたいな黄金律ともいえるメロディー。邦楽ならMr.childrenが解り易いだろうか。

僕が読んだ限り性別や年齢の間口も広い漫画だと思うし、とにかく多くの人に読んで欲しい作品。
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小生物語 新書版

小生物語
小生物語 乙一

この前紹介した小生物語ですが、どうやら既に出版されていたそうですね。
7月30日が発売日だったらしく、今日たまたま本屋に行ったら置いてあったのでビックリしました。

買おうかと思ったんですが、既に漫画を買ってしまったので今回は見送りました。次に本屋に行くときには買う予定です。
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小生物語

基本的に僕は小説というものを読みません。
でも、乙一の小説だけは読んでます。特に理由はないですけど。

んで、ちょっと前に知ったのが 小生物語 でした。
これは何かというと、ファンの方はとっくにご存知だと思いますが、乙一が幻冬舎のHPに書き寄せていたウソ日記です。

これ結構面白いんですよ。乙一は後書きが面白い人なのでこういう日記風なものもやっぱり面白いですね。一読の価値ありです。
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